クライアント、取引先、協力会社、出演者・関係者の皆さま(以下「お客様等」といいます。)からお寄せいただくご意見・ご要望は、当社の制作物の品質向上とより良いパートナーシップを築くうえで、大変貴重なものと考えています。
一方、一部のお客様等の要求や言動の中には、従業員の人格を否定する暴言、脅迫、暴力、契約の範囲を著しく超える要求など、従業員の尊厳を傷つけるものもあります。こうした社会通念に照らして著しく不当な行為は、従業員の就業環境を悪化させるだけでなく、制作物の品質や納期、ひいてはお客様等へのサービス提供にも悪影響を及ぼしかねない重大な問題です。
従業員が安心して制作業務に取り組める環境を確保することが、お客様等とのより良い信頼関係につながると考え、ここに「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を定めます。
当社におけるカスタマーハラスメントの定義
当社では、カスタマーハラスメントを「お客様等から従業員に対して行われる、社会通念上不相当な言動であって、従業員の就業環境を害するもの」と定義します。
具体的には、以下のような行為を指します。あくまで例示であり、これらに限られるものではありません。
一般的な行為
- 暴力行為
- 暴言・侮辱・誹謗中傷・大声での威圧
- 威嚇・脅迫
- 従業員の人格の否定・差別的な発言
- 土下座の要求
- 長時間の拘束、深夜・休日の執拗な連絡や対応の強要
- 社会通念上相当な範囲を超える対応の強要
- 合理性を欠く不当・過剰な要求
- 当社や従業員の信用を毀損する内容、個人情報等をSNS等へ投稿する行為
- 従業員へのセクシュアルハラスメント、性自認や性的指向に関するハラスメント、その他のハラスメント、つきまとい行為
制作業務において想定される行為
- 契約・見積の範囲を著しく超える修正や追加作業を、無償で繰り返し要求すること
- 合理的な理由なく、実現不可能な納期や仕様を強要すること
- 成果物の受領後に、根拠のない理由で支払いの拒否や大幅な減額を要求すること
- 合意済みの内容を一方的に覆し、制作のやり直しを繰り返し求めること
- 撮影・収録・打ち合わせの場で、スタッフや出演者に威圧的・侮辱的な言動をすること
- 制作物や従業員個人に対する、事実に基づかない悪評をSNSや口コミサイト等に投稿すること
- 担当者個人のSNSアカウントや私用連絡先への執拗な連絡をすること
なお、修正依頼や品質に関するご指摘、契約内容に基づく正当なご要望は、カスタマーハラスメントには該当しません。当社は引き続き誠実に対応いたします。
カスタマーハラスメントへの対応(社内)
・カスタマーハラスメントを受けた場合、従業員のケアを最優先します。
・担当者一人に対応を任せず、ディレクター・プロデューサー・管理職が連携して組織的に対応します。
・従業員に対して、カスタマーハラスメントに関する知識・対処方法の研修を行います。
・見積・契約・発注書で業務範囲や修正回数、納期を明確にし、トラブルを未然に防ぐ取り組みを進めます。
・打ち合わせ内容や修正指示は書面やメール等で記録し、事実関係を確認できる体制を整えます。
・下記の相談窓口の設置や、警察・弁護士等の外部専門家との連携など、対応体制を整備します。
カスタマーハラスメントへの対応(社外)
・問題の解決にあたっては、契約内容に基づき、合理的かつ理性的な話し合いを行います。
・当社がカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合、対応を打ち切り、以降の業務のお引き受けや取引をお断りする場合があります。
・制作途中であっても、契約に基づき業務を中止または解除させていただく場合があります。
・悪質と判断した場合は、警察や外部の専門家(弁護士等)と連携のうえ、毅然と対応します。
相談窓口
当社は、カスタマーハラスメントへの対応を会社全体の問題と捉え、組織的に対応します。従業員の心の健康にも配慮するため、カスタマーハラスメントに関する相談を受け付ける相談窓口を設置します。
相談にあたっては、相談者や相談内容に関係する者のプライバシーや名誉を尊重し、知り得た事実の秘密を厳守します。また、相談等を理由に不利益な取扱いをすることは一切ありません。
フリーランスや協力会社のスタッフなど、当社の業務に携わる方からの相談も受け付けます。他者から、当社の役員・従業員によるハラスメント行為の通報や調査依頼があった場合も、相談窓口にて対応します。
株式会社ウェッピー
2026年10月1日制定