WordPressでカスタムフィールドを作成・管理することは、投稿や固定ページに柔軟性を追加し、独自のコンテンツタイプを作成するのに役立ちます。しかし、デフォルトのカスタムフィールド機能は限られているため、多くのユーザーはプラグインに頼ります。
市場にはたくさんのプラグインがありますが、その中でも特に人気のある3つをご紹介します。
Smart Custom Fields
開発終了しています。
Smart Custom Fieldsは、使いやすさと柔軟性を兼ね備えた、初心者にもおすすめのカスタムフィールドプラグインでした。しかし、2021年に開発が終了し、現在では新しい機能の追加やバグ修正は行われていません。そのため、新規での導入は避けた方が無難です。
Advanced Custom Fields (ACF)
高機能で拡張性が高いです。
ACFは、最も人気のあるカスタムフィールドプラグインの一つです。Smart Custom Fieldsよりも多くの機能を備えており、開発者にも人気があります。豊富な機能を活かして、様々なカスタマイズを実現することができます。
しかし、無料版では機能が制限されており、十分な機能を利用するには有料プランへの加入が必要です。クライアントとの協議の上、必要に応じて有料プランを検討しましょう。
Custom Field Suite
シンプルで使いやすいです。
Custom Field Suiteは、シンプルで使いやすいカスタムフィールドプラグインです。Smart Custom FieldsやACFほど機能は多くありませんが、基本的なニーズを満たすには十分です。特に、繰り返しフィールドを無料で利用したい場合は、Custom Field Suiteがおすすめです。
ただし、サポートはフォーラムのみとなる点は留意が必要です。
その他のカスタムフィールドプラグイン
上記以外にも、たくさんのカスタムフィールドプラグインがあります。以下に、いくつか例を挙げます。
- Meta Box
- Pods
- Post Type Builder
- Customizer Post Type
これらのプラグインはそれぞれ異なる機能を備えているので、ニーズに合わせて選ぶことができます。
まとめ
カスタムフィールドプラグインは、WordPressをより柔軟に使いこなすための強力なツールです。
現在利用できる主要なプラグインは、機能豊富なACFと無料で繰り返しフィールドが使えるCustom Field Suiteの2つとなります。
それぞれのプラグインの機能と特徴を比較し、必要に応じて有料プランも検討しながら、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
また、上記以外にも多くのプラグインがあるので、時間があればいくつか試してみるのも良いでしょう。